終わらない仕事、永遠に続くように感じられる子育て、うまくいかない人間関係・・。現代社会は、避けられないストレスであふれています。時間が経たないと余裕をもてない子育てなど、解決しようがない状況に浸っているときは、無理やりでも自分の心に幸せを届けてあげることで、何かが良い方向に変わっていくもの。今すぐできる、もうちょっと幸せを感じる方法とは・・。

1.自分の幸せは自分でコントロールできることを知る

科学的には、幸福感を感じる要因の50%が遺伝的なもの、10%が外的な環境(結婚の状況や健康状態、キャリアなど)、そして40%が自分の気持ちの持ち方だと証明されている。単純に、どれくらいの幸せを感じられるかを、自分でコントロールすることができることを知ることは、幸せな人生の第一歩となりえる。

2.具体的に行動する

人が幸福を感じるとき、の内容を調査した結果、誰といつ、何をするか、という具体的な計画を立て、それを行動に移したときが、人が最も幸福を感じられるときであることがわかっている。

3.経験を分かち合えるパートナー、友人、家族を持つ

科学的に、人生の伴侶やパートナー、子供、家族とアクティビティーを楽しんでいる人は、より幸福感を強く感じていることがわかっている。幸福を分かち合える相手を見つけ、一緒に楽しめる計画を作り、その日を心待ちにすることは、人生に対する期待感を増し、より幸福感を実感できる方法の一つ。

4.エクササイズ

人間の行動調査で、定期的にエクササイズする人としない人では、幸福を感じられる割合が20%も違うことがわかっている。エクササイズは、脳が幸福を感じるときに必要なエンドルフィンの既成を増す働きがある。一日、20分歩くだけでも大きな差になる。

5.十分な睡眠をとる

 

睡眠の足りていない人は、ネガティブな考えにとらわれる傾向があることが行動調査でわかっている。昼間、短時間昼寝をするだけでも、気分を良くすることができる。

6.ポジティブな人との付き合いを大切にする

人間の行動調査で、幸福感を強く持てる伴侶やパートナー、親しい友達、ルームメートと生活をともにするとき、幸福感をより感じられるようになることがわかっている。幸福は伝染するのである。ポジティブで楽しい人との付き合いを増やし、ネガティブな人との時間は最小限にしてみる。

7.新しい習慣を作る

新しい習慣を取り入れるとき、脳は新たな回路を作り上げている。新しくポジティブな習慣を作り上げるとき、人はよりポジティブに物事を考えられるようになり、それが幸福感の増加につながる。これは逆も真なり、で、ネガティブな習慣を取り入れてしまうと、ネガティブなモノの考え方も増長してしまう。瞑想すること、一日の終わりに感謝することをリストアップすること、30分はエクササイズすること、など、何かポジティブな習慣を続けられるよう、自分をトレイニングしてみる。

8.人を助ける、社会貢献をする

家族間、友人、近所、職場などで、人の役に立つ、人と助ける、またはボランティア活動などの社会貢献をして、誰かの役に立っていることを実感することは、幸福感につながることも行動調査でわかっています。小さいことから、自分にできることから実行していくと、自分の幸福感も増加していくことに気がつくでしょう。